7つの習慣
今日は、めずらしく(笑)
私がお勧めする本のご紹介です。
遅読の私は、なかなか本を読むのも大変だったりするのですが・・・
自分の生き方を変えてくれた本との出会いということで(#^^#)
有名な本ですので、読んだことがある方も多いと思います。
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]

この本は、私が26歳の時にはじめて読みました。
当時は、和訳の初版でした。
はじめは少し、言い回しがとっつきにくい印象でした。
他人のせいにして自分を苦しめていた若い頃
その頃の私は、自分の至らなさ、若さ、傲慢さが災いし、25歳で0歳児を抱えて離婚。
シングルマザーとしての生活をスタートさせていました。
その当時は、夢をあきらめ、子供を負ぶったまま慣れない仕事・周囲の目・親からの罵倒・愛人の誘い・・
私だって、自由になりたい!
なんで自分だけこんな思いしなければならないの?
なんで元旦那だって子供の親なのに自由に遊んでるの??
悔しい、イライラ、イライラ・・・・・
今考えれば、まだ赤ちゃんだった子供に申し訳ないことを考えていました。
もちろん子供は目に入れても痛くないほどかわいがっていました。
父親(代わり)にもならなければ!
お金に困らない生活をさせてあげなければ!
きちんと育てなければ!
そんなプレッシャーから子供に強く当たってしまったことも。
当時はとっても追い詰められていたと思います。
他人のせいにすることで自分自身を苦しめているんだと気づかされるまでは…
つらく苦しい人生を救ってくれた『七つの習慣』
そんな時に見つけたのが、この
完訳7つの習慣 人格主義の回復 [ スティーヴン・R.コヴィー ]
でした。
この本にはたくさんの道しるべが詰まっているのですが、
その当時の私がとくに印象深かったのが
たとえどんな絶望的な状況にあっても、
肉体の自由は奪われても(拘束などで)
自分自身は誰にも奪われない。
自分の気持ちは自分だけのものだ。
だから自分は自由だ。
今までそんな概念の無かった私は、その強烈な序章から一文一文を見落とすまいとじっくりと時間をかけて読み進めました。
気に入ったフレーズに付箋を付けて、滅入ってしまいそうなときは何度もその部分を読み返しました。
そんなこんなで3年の月日が経ち、この本、フレーズに助けられながら浮き沈みを繰り返しましたが、
ある日突然、
ずーーーーっと自分の頭上だけに覆いかぶさっていた雲がぱぁぁぁぁっと晴れて!
過去を乗り越えたんだ!という瞬間がはっきりとわかったのです。
それからの私は、仕事に育児に前向きに明るく、素直に謙虚に受け入れることができるようになりました。
企業への転職、素敵な人とのめぐり合い、新たなジャンルへの独立起業、自信を持ち仕事に取り組むことなど、
自分の人生のかじ取りを自分で選択できるようになりました。
自分のなかのモヤモヤを取り除きたい人におススメ!
若い時にこの本に出合えたことを、本当に感謝してます。
もし出会っていなければ、いつまでも過去にとらわれて苦しい人生を送っていたかもしれません。
20代、30代、40代、50代・・・・
それぞれ、どの世代の方が読んでも、その時その時の自分を成長させてくれる本だと思います。
こんなことを書いていたら、私もまた本棚から引っ張り出して読み返したくなりました!
きっと、あのころとは違う感性、受け取り方で読めると思います。
コロナウィルス感染症の流行で仕事を奪われてしまい、生活が苦しいシングルマザー(ファザー)の方もとても多いと思います。
(いやいや、シングル親でなくたって苦しいし、我が家も含めなのですが💦)
私もシングルマザーを経験した身として、
辛さ・苦しみ・葛藤・懺悔
そんな複雑な気持ち、とても分かります。
抜け出したい!苦しい!そんな気持ちから、つい落ち込みがちになりますよね。
こんな本読んだって、飯は食えんっ!!
って思うかもしれませんが💦
ただこの本が、つらい過去や辛い今から、少しでも抜け出すきっかけになればと思い・・・
なんだか、上から目線になってたらごめんなさい💦
今の本は、和訳が改善されていて読みやすくなっているようですので、是非お勧めしたい1冊です!
それでは!
お読みくださりありがとうございます!